＊クリスマスへの取り締まりが強化
| 記事年月 | 2018年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 81 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊クリスマスへの取り締まりが強化 |
| 本文テキスト | 中国当局による各地の地下教会への取り締まりが強まっている。12月24日に四川省成都で、警察が地下教会「秋雨聖約教会」に立ち入りを行い、書籍やパソコンなどを押収したと、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジアなどが報じた。9日以降、同教会の牧師や信者ら100人以上が一斉に拘束されたという。16日には内モンゴル自治区フフホトおよび広東省東莞で地下教会に対する監視が強化され、クリスマスミサの開催が中止に追い込まれた。河北省廊坊などでは、街頭でのクリスマスの装飾を禁止する通達が出され、当局は清潔な環境を維持するためとしている。安徽省泗県の小学校では、校長が児童に対し「クリスマスは中国人の恥辱だ」と述べた。中国の憲法では表向きは信仰の自由が認められているが、「宗教の中国化」を掲げる政府は宗教団体に対する統制を強化している（朝日12/27ほか）。 |