*ロヒンギャ帰還、2019年に持ち越し
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | ミャンマー |
トピック | |
記事タイトル | *ロヒンギャ帰還、2019年に持ち越し |
本文テキスト | 11月17日、国内で迫害され隣国バングラデシュに避難している約70万人のロヒンギャ難民について、15日に開始予定だったミャンマーへの帰還は延期になったと国営紙が伝えた。19日にはバングラデシュ側の帰還事業担当長官が2018年内の帰還開始は不可能であるとの見通しを示した。帰還事業は段階的に進める計画で、第一段階は希望者約2千人を選出し1日150人ずつをミャンマーに帰国させる予定だったが、帰還後の安全確保を不安視する難民の中に希望者はいなかった。不安の原因は帰還後も無国籍状態に置かれ迫害の継続が予想されることで、国籍付与に慎重な姿勢を取るアウンサンスーチー国家顧問は「現行法に基づいて対応する」としている(東京11/18ほか)。 |