*総選挙前倒し、ネタニヤフ氏続投が焦点
| 記事年月 | 2018年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 81 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| 記事タイトル | *総選挙前倒し、ネタニヤフ氏続投が焦点 |
| 本文テキスト | 12月24日、連立与党は国会を解散して2019年11月予定の総選挙実施を4月に前倒しすることで合意した。超正統派ユダヤ教徒の徴兵義務免除法案をめぐる連立内の対立が直接の契機だが、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織「ハマス」との11月の停戦合意に反発した極右政党「わが家イスラエル」が連立を離脱したことで、政権運営が不安定になっていた。ネタニヤフ首相主導の政権は通算12年に及ぶが、最近では首相自身が汚職疑惑を抱えるなど求心力が低下していた。ネタニヤフ氏は首相続投に意欲的で、パレスチナに強硬的な右派や宗教政党主導の連立政権の枠組みを維持する意向を示しており、総選挙後もパレスチナとの和平協議再開の目途は立たない(朝日12/25ほか)。 |