*聖書、31年ぶりに新訳刊行
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *聖書、31年ぶりに新訳刊行 |
本文テキスト | 12月3日、日本聖書協会は31年ぶりに聖書を新訳し刊行したことを発表した。新訳版では時代にふさわしい表現となるよう、一部の訳語が改められた。例えば、これまで「重い皮膚病」とされてきたヘブライ語の「ツァラアト」は「規定の病」に改訂された。以前は「らい病」と訳されており、ハンセン病への差別を助長するとして「重い皮膚病」に改められた経緯がある。「規定」という訳語は、ツァラアトの病態が旧約聖書レビ記で規定されていることから採用された。同協会の渡部信総主事は「聖書の内容を壊さずに翻訳するこれ以上の言葉はないという結論だった」と説明する。訳語の変更にあたっては、カトリックとプロテスタントの計18教派・団体が協力し翻訳作業を行った(東京・東京12/4)。 |