*ローマ教皇が訪問、排外主義に警鐘
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | リトアニア |
トピック | |
記事タイトル | *ローマ教皇が訪問、排外主義に警鐘 |
本文テキスト | 教皇フランシスコは9月22日から4日間の日程で、バルト3国を訪問した。人口の8割がカトリック信者であるリトアニアで、教皇は、戦前には多様な民族や宗教が平和に共存していたこと、ナチスやソビエトによる支配に多くの国民が抵抗したことを称賛し、だからこそ反ユダヤ主義など他者の排除にくみしてはならないと戒めた。また、ルター派、カトリック、東方正教の信者が各20%前後のラトビアでは、ルター派教会大聖堂での超教派の礼拝に出席。カトリックの聖ヤコブ大聖堂のミサでは、戦争や社会主義期の弾圧、シベリア流刑などを経験した高齢者を慰め、彼らへの支援を呼びかけた。エストニアは国民の75%が「無宗教」を自認し、カトリックは0.5%とされるが、首都タリンのルター派教会で超教派の青年との集いに参加し、信仰を持つ青年を激励した(カトリック10/7ほか)。 |