*在位中最後の行事、続々

*在位中最後の行事、続々

記事年月 2018年10月-12月
号数 81
媒体 国内
大分類 【A-7.皇室】
国名 日本
トピック 天皇退位関連
記事タイトル *在位中最後の行事、続々
本文テキスト  2019年4月の天皇陛下の退位を前に、多くの行事が在位中最後の開催を迎えた。天皇・皇后両陛下は10月28日、高知市で開かれた全国豊かな海づくり大会の式典に出席された。同大会は両陛下が毎年出席される三大地方行事の一つで、全国植樹祭、国民体育大会と合わせて「三大行幸啓」と呼ばれている。2018年の全国植樹祭、国民体育大会へのご臨席はすでに終えられており、今回の式典出席が最後の三大行幸啓となった(東京・東京10/28、高知・高知10/29ほか)。
    11月9日には秋の園遊会が東京都港区の赤坂御苑で行われ、約1,800 人が出席した。代替わりの諸行事が立て込む2019年春は園遊会を行わないため、両陛下主催の園遊会は今回が最後。今回の園遊会では皇太子妃雅子さまが15年ぶりに全行程に参加した(東京・東京11/10ほか)。
    11月23日夜、天皇陛下は最後の新嘗祭に臨まれた。新天皇即位後の最初の新嘗祭は大嘗祭と呼ばれるため、再び新嘗祭として行われるのは2020年11月となる(東京・東京11/24ほか)。
    天皇陛下の85歳の誕生日を祝う一般参賀が12月23日、皇居で行われた。今回が在位中最後の誕生日で、記帳分を含む参賀者の数は、一般参賀が現在の場所で行われるようになった1969年以降で最多の8万2,850人に上った。例年の誕生日会見は1年の出来事を振り返る内容だが、12月20日に行われた今回の会見で天皇陛下は自身の人生を振り返り、平和への思いや皇后陛下への労いを述べられた(日経・東京12/23、毎日・東京12/24ほか)。
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