*妙心寺派、熱中症対策や警策について答弁
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 10月 |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
記事タイトル | *妙心寺派、熱中症対策や警策について答弁 |
本文テキスト | 臨済宗妙心寺派の第135次定期宗議会の通告質問が、9月20日に行われた。僧堂の熱中症対策については、野口善敬教学部長が答弁し、僧堂の一つで8月に雲水が熱中症になり3日間入院し傷病見舞金制度で5万円が支払われたこと、各僧堂では作務の時間を繰り下げる、水分補給の茶礼の数を増やす、帽子とTシャツの軽装を許可するなど対策をとっていること、宗派として実態調査を行うことなどを述べた。また、警策による行き過ぎた指導を危惧する質問に対しては、栗原正雄宗務総長が「専門道場も対岸の火事でない」「決して暴力はあってはならない、と声を大にして説く必要がある」と答え、野口教学部長は「本人が望まないのに打てば暴力になるし、けがを負わせたら傷害事件となる。十分な注意が必要」との考えを示した(4日付。中外日報5日付に同類記事)。 |