*京都仏教会、年金加入問題で公開研究会
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 10月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
記事タイトル | *京都仏教会、年金加入問題で公開研究会 |
本文テキスト | 宗教法人の厚生年金加入問題に関する、京都仏教会「宗教と社会研究実践センター」と臨済宗相国寺派の公開研究会が9月26日、都内で開かれた。厚生年金未加入の宗教法人に対しては、2015年頃から罰則を示した加入督促が一部で問題となっており、日本宗教連盟や全日本仏教会などが実態を考慮した対応を厚生労働省年金局に求めていた。これに対し、年金局は2018年2月以降、督促をかける規模などの基準が確定するまで、各地方の年金事務所から未加入法人への接触を保留している。洗建・同センター所長は、宗教者の「給与」や、住職等を「宗教法人から給与を支給されている従業員」とするのは、宗教本来の理念に基づく概念ではなく、課税当局や年金保険法運用上の都合に合わせた「法的擬制」であると指摘し、形式的な加入強制を差し控えるよう求めた(3日付)。 |