*ペル枢機卿が児童性的虐待で禁錮6年
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | オーストラリア |
トピック | |
記事タイトル | *ペル枢機卿が児童性的虐待で禁錮6年 |
本文テキスト | 南東部ビクトリア州の裁判所は3月13日、ジョージ・ペル枢機卿(77)に児童性的虐待の罪で、禁錮6年の量刑宣告を言い渡した。豪紙『ジ・エイジ (The Age)』(電子版)によると、ペル被告はメルボルンの大司教を務めていた1996年と97年に聖歌隊の少年に性的虐待をしたなどの5件で有罪となった。2018年12月に終了した陪審員による裁判では、全員一致で有罪という評決を受け、2月27日から拘置されていた。同氏は無罪を主張し、控訴する方針。ペル枢機卿は財務事務局長官を務め、教皇、国務長官に次ぐ権力を持っていた。性的虐待で有罪となったカトリック聖職者の中で最高位となる(カトリック3/24ほか)。 [→ラーク便り79号43頁参照] |