*3・1運動100年記念集会と宗教界の反応
| 記事年月 | 2019年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 82 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 韓国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *3・1運動100年記念集会と宗教界の反応 |
| 本文テキスト | 日本の植民地支配に抵抗して起きた独立運動「3・1運動」から100年を迎え、ソウルの光化門広場では午前11時の韓国政府の記念式典の開始前に1万5千人に上る市民らが韓服(ハンボク)(礼服)を着て行進に参加した(日経・夕3/1)。正午になると教会や寺の鐘が一斉に鳴り響いたが、これは7大宗教団体が「正義で平和な国、南北が和解し、ともに繁栄する国の主人公」になることを願い、催したもの。独立宣言文が印刷されたとされる貞洞(ジョンドン)第一教会(メソジスト)では「3・1運動100周年韓国教会記念礼拝」が行われ、独立運動を主導した牧師らのパネルが展示された(クリスチャン3/17ほか)。 韓国天主教主教会議の議長を務める金(キム)喜中(ヒジュン)大主教が、2月20日に「3・1運動100周年記念談話」で100年前に多くの宗教家が独立運動に参加するなか、天主教会が本来の役割を全うすることができなかったことを告白し、反省すると述べたことを『中央日報』(日本語電子版)が報じた。同紙によれば、韓国天主教界がこのように具体的な事実に言及して公開謝罪したのは初めて。3・1運動は宗教界が主導し、33人の民族代表も天道教(15人)、キリスト教(16人)、仏教(2人)など宗教家で構成されていたが、天主教は加わっていなかった(クリスチャン3/10)。 |