*ヒンドゥー教寺院への女性参拝で衝突拡大
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
記事タイトル | *ヒンドゥー教寺院への女性参拝で衝突拡大 |
本文テキスト | 1月2日、南部ケララ州にあるヒンドゥー教の寺院、サバリマラ寺院に初めて女性が足を踏み入れたことをきっかけに州内各地で反対派による暴動が発生。バスが100台近く焼かれるなどデモが拡大し、5日までに1人が死亡、174人が負傷、1700人以上が逮捕された。同寺院は、禁欲者とされる神アイヤッパが祀られており伝統的に「月経年齢」にあたる10~50歳の女性は不浄な存在であるとして寺院への立ち入りを禁止してきたが、2018年9月に最高裁が「女性が巡礼する権利を侵害している」とする判決を下し、女性参拝賛成派が寺院への女性の入場許可を要求。以降、女性参拝をめぐり賛成派と反対派との間で対立が続いていた。女性が寺院参拝を実行する前日の1日には、判決を支持する女性たちが同州を南北に縦断する道路の約600kmにわたり列を作り、抗議していた(東京1/6ほか)。 |