*約8割が葬儀のデジタル化に抵抗感

*約8割が葬儀のデジタル化に抵抗感

記事年月 2019年1月-3月
号数 82
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
記事タイトル *約8割が葬儀のデジタル化に抵抗感
本文テキスト  冠婚葬祭互助会・くらしの友が2018年11月に行った「新しい葬儀スタイルに関する意識調査」の結果が、2月5日に発表された。調査対象は、5年以内に喪主などを務めた経験のある40代から70代の計400人。そのなかでもIT・デジタル関連のサービスのみの平均をみると、78.8%が「抵抗がある」と回答している。「抵抗がある」とされたサービス詳細は、ロボット導師による読経で95%、葬儀のインターネット配信で85%、映像照射式の祭壇で76%であった。SNSなどを活用した訃報や葬儀案内も全体の59%が「抵抗がある」としているが、40代に限っては60%が「取り入れてみたい」としており、若い世代ほど葬儀にIT技術を導入することに積極的な傾向がみられた。また、樹木葬は同調査で唯一「取り入れてみたい」が過半数を上回る約57%となっている。調査結果を受け、同社担当者は、宗教的な行為や人との繋がりをデジタル技術で代替することに対する忌避感がある一方で、合理化や簡素化に対する関心が垣間見られたことを指摘している(読売・東京3/15ほか)。
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