*ローマ教皇がUAE初訪問
| 記事年月 | 2019年1月-3月 |
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| 号数 | 82 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | アラブ首長国連邦 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ローマ教皇がUAE初訪問 |
| 本文テキスト | 2月3~5日の日程でローマ教皇フランシスコがアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国を訪問した。イスラム教の発祥地であるアラビア半島への教皇訪問は初のことで、教皇は出発前「宗教史に新たな1ページを刻むことになる」と語った。UAEはイスラム国家だが礼拝の自由を認めており、フィリピン人労働者ら約100万人のキリスト教徒が居住する。4日に開かれた諸宗教対話会議で教皇は演説を行い、礼拝の自由だけに限定されている「信教の自由」の拡大の必要性を訴えた。またスンニ派最高権威機関アズハルのタイイブ総長と会談し「人間友愛文書」に署名した。5日には大規模な野外ミサが開かれ、教皇は愛と柔和さの重要性を説いた。ミサには12万人を超えるキリスト教徒のほか数千人のイスラム教徒も参列した(カトリック2/17ほか)。 |