*王女が初の女性駐米大使に
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *王女が初の女性駐米大使に |
本文テキスト | 2月23日、政府がリーマ・ビント・バンダル王女を駐米大使に任命する人事を発表した。同国で女性大使の起用は初めてのこと。王女は米政界に多大な影響力を持っていたバンダル元駐米大使の娘で、米ジョージ・ワシントン大学を卒業してサウジアラビアのスポーツ庁副長官を務めたという経歴の持ち主。乳がん啓発運動や女性のスポーツ振興などの分野での活躍で名を馳せ、米経済誌『フォーブス』中東版で「最もパワフルなアラブの女性200人」の一人に選出された。今回の人事の背景には、女性を積極的に要職に登用する姿勢をアピールすることで、サウジ人記者の殺害事件に関して国際的な批判が相次ぎ悪化した自国のイメージ改善を狙うムハンマド皇太子の思惑があるとみられる(読売2/25ほか)。 [→ラーク便り81号54頁参照] |