*IS最終拠点制圧宣言するも続くテロ
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | シリア |
トピック | |
記事タイトル | *IS最終拠点制圧宣言するも続くテロ |
本文テキスト | 3月23日、「イスラム国(IS)」の掃討作戦を進めるクルド人主導の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」が、東部にあるISのシリア最終拠点バグズ村の完全奪還とISの領土消滅を宣言した。米ホワイトハウスも22日にISの全支配地域の奪還を表明。ISは最盛期の2015年にシリアとイラク両国の3分の1を制圧したが、アサド政権軍や米軍が支援するSDFの掃討作戦により勢力縮小の一途を辿り、2017年10月には「首都」と位置づけていた北部ラッカを喪失した。一方で25日にはクルド人勢力が実効支配する北部マンビジュで検問所が襲撃を受けSDFの兵士7人が死亡、翌26日にISが犯行声明を発表した。制圧前に逃走し潜伏していたIS元戦闘員による報復とみられる(朝日3/24ほか)。 [→ラーク便り77号50~51頁参照] |