*新内閣発足、保健相など3閣僚がヒズボラ系
| 記事年月 | 2019年1月-3月 |
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| 号数 | 82 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | レバノン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *新内閣発足、保健相など3閣僚がヒズボラ系 |
| 本文テキスト | 1月31日、2018年5月に9年ぶりの国民議会選挙が行われたレバノンで新内閣が発足し、3閣僚をシーア派組織「ヒズボラ」系が占めた。選挙で躍進したヒズボラとその支持勢力が、予算規模が大きく国民の生活に直接関わるため支持の拡大が期待できる保健相など主要閣僚ポストを要求し、組閣交渉が難航していたが、スンニ派のハリリ首相がヒズボラ側の要求を受けることで合意に至った。シーア派大国イランの支援を受けるヒズボラを「テロ組織」に指定する米国は、ヒズボラの予算流用や影響力拡大に対して警戒を強めている。またイランとヒズボラを敵視するイスラエルやスンニ派のサウジアラビアなどとの緊張が一層高まることが懸念される(朝日2/3ほか)。 [→ラーク便り79号52頁参照] |