*東博所蔵の潜伏キリシタン資料、浦上教会展示に協力要請
記事年月 | 2019年1月-3月 |
---|---|
号数 | 82 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *東博所蔵の潜伏キリシタン資料、浦上教会展示に協力要請 |
本文テキスト | 3月19日、長崎市浦上地区のカトリック浦上教会関係者は東京国立博物館(東博)を訪問し、11月に予定される教皇の長崎訪問に合わせて、東博が所蔵する浦上の潜伏キリシタン関連資料を浦上教会で一時展示できるよう協力を求めた。教会関係者は2月20日にも長崎県副知事に協力を要請する要望書を提出しており、今回の面会には、長崎県・長崎市の担当者も同席している。東博はマリア観音像や踏み絵、ロザリオ、絵画など長崎奉行所由来の資料284件を所蔵しているが、このうち一部を長崎市の長崎歴史文化博物館(歴博)に長期貸与している。長崎県側は、教皇の長崎訪問の時期に歴博で潜伏キリシタン関連の企画展を開催、教皇が浦上教会を訪ねることになれば、直接見てもらえるように浦上教会でも一部を一時展示することを提案した。東博側も実現可能性を探る姿勢を示したという(長崎・長崎2/21、3/20)。 |