*ウクライナ化政策でハンガリーと対立
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ウクライナ |
トピック | |
記事タイトル | *ウクライナ化政策でハンガリーと対立 |
本文テキスト | ロシアと事実上の交戦状態にあるウクライナでは、ウクライナ正教会がロシア正教会から独立し、学校教育をウクライナ語で行うことを義務化するなど、ウクライナ化政策が進められているが、これにより国境地帯に住むハンガリー系住民が不利益を被っている。国境近郊の町ベレホベでは、両国の国旗が掲げられ、看板も2言語表記、カトリックのミサもウクライナ語とハンガリー語で交互に行われる。民族間の通婚も多く、墓地には多言語・多教派の墓石が立ち並んでいる。ハンガリーのオルバン首相がウクライナ化政策に激しい批判を加え、2018年8月にウクライナのハンガリー系住民をハンガリー国民として扱い、同地域を所轄する地方長官を任命すると表明したことに対し、ウクライナは軍を駐留させると応酬。両国の民族主義勢力が挑発行動を行うなど緊張が高まっている(日経・夕3/6)。 |