*公教育でアラビア語授業の提供を計画

*公教育でアラビア語授業の提供を計画

記事年月 2019年1月-3月
号数 82
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 フランス
トピック
記事タイトル *公教育でアラビア語授業の提供を計画
本文テキスト  フランスでは現在300万人が日常的にアラビア語を使用して生活しているが、公立学校でアラビア語の授業が行われることは稀であるため、多くの子どもがモスクなどでアラビア語を学んでいる。教育省は、学校外でアラビア語を学ぶ生徒の増加を懸念し、2018年9月、過激派対策の一環として、世俗のアラビア語カリキュラムを提供する計画を発表した。モスクの指導者の側もこれを歓迎する。あるモスクの指導者は、コーランを中心に教えるモスクのアラビア語教室は暗記偏重で、教員資格を持たない人が教えているため、公立学校で教える方が教育の質が高まるだろうと述べた。右派の政治家らは、「公立学校にイスラム過激主義が持ち込まれる」「フランスのイスラム化が進む」などと、この計画に反対している(International New York Times1/7)。
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