*大礼委員会、大嘗宮の規模縮小方針を示す

*大礼委員会、大嘗宮の規模縮小方針を示す

記事年月 2019年1月-3月
号数 82
媒体 専門紙
大分類 1月
国名 日本
トピック 神社新報
記事タイトル *大礼委員会、大嘗宮の規模縮小方針を示す
本文テキスト  2018年12月19日、宮内庁の大礼委員会は第3回会合を開催し、大嘗宮の儀や大饗の儀の準備状況などについて協議を行った。会議資料「今次の大嘗宮の設営方針について」では、大嘗祭施設である大嘗宮は平成2年度のものに準拠するとしつつ、「皇族数や参列者数に応じた一部施設の規模の変更や儀式の本義に影響のない範囲での工法・材料の見直しなどを行い、建設コストの抑制にも留意しながら設営を行う」とし、平成度よりも規模を縮小する方針を示した。前回の大嘗祭では大嘗宮が設置された皇居東御苑が休園となり、大嘗祭終了後には解体資材が原則廃棄されるなどの措置がとられたが、それらの点も時勢の変化に対応して見直しを行うとした。また「大嘗祭及び即位の礼における装束の再利用等について」では、天皇が着用する「御束帯黄櫨染御袍(ごそくたいこうろぜんのごほう)」などの装束に関して、平成度のものをできるかぎり再利用するという方針が示された(1日付)。
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