*ベトナム人信徒の急増を受け、各地で研修
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 3月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *ベトナム人信徒の急増を受け、各地で研修 |
本文テキスト | 日本カトリック難民移住者委員会(委員長:松浦悟郎司教)は2月28日~3月2日、カトリック大名町教会(福岡市)で全国研修会を開き、約150人が出席した。福岡教区でベトナム人司牧を担当しているピーター・トアイ神父(ドミニコ会)が、急増するベトナム人信徒について、「20代前半の若い人が多く、『純粋で熱心な信仰』を持っているが、労働環境や言葉の壁などがあって、日本人の共同体と触れ合えていない」と指摘した。ミサでは、松浦司教が「力と若さにあふれた外国人らを、私たち教会が“宝”として受け入れ、生かしていくように呼ばれている」と語った(カ31日付)。 3月15日には日本カトリック会館(江東区)で「ベトナム人司牧者/修道会担当者研修会」が開催され、司祭や修道者ら50人が出席した。技能実習生らの自殺、事故死、暴力被害に加え、妊娠を理由にした解雇や中絶の強制なども増加していることが指摘され、教会が彼らの「受け皿」になるための取り組みについて話し合われた(カ31日付)。 |