*大谷派僧侶、右派市民団体と「対話」
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 3月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
記事タイトル | *大谷派僧侶、右派市民団体と「対話」 |
本文テキスト | 真宗大谷派名古屋教区教化センター主催の第30回「平和展」が3月16日、同派名古屋教務所議事堂で始まった。宗門の戦争協力の歴史などを検証・展示するものだが、10年ほど前から「南京大虐殺は捏造」などと主張する右派市民団体が毎年来場しており、今回も17日に約10人が来場し、大東仁・円光寺住職と「対話」した。団体メンバーは「先祖が悪いことをしたことを見せるのが日本のためになるのか。大東先生がやっていることは中国共産党の工作員がやっていることと同じ」などと問い、大東住職は「(真宗では)万人は悪人と考え、阿弥陀如来の本願によって救われる教え。先祖も悪人だが、先祖をばかにしているわけではない」などと答えた。メンバーは「今日の機会に心から感謝している」「きちんと対応してくれるのはここだけ。大東先生は“敵”だが、最初は呼び捨てだったのが、そのうち「さん」付けになり、今ではなぜか「先生」と呼んでいる」などと述べた(22日付)。 |