*園芸博にバチカンが初出展
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *園芸博にバチカンが初出展 |
本文テキスト | 外務省の陸慷報道局長が4月17日の定例会見で、北京で29日から開かれる「北京国際園芸博覧会」にローマ教皇庁(バチカン)が参加することを明らかにした。ロイター通信によると、バチカンも16日の記者会見で「中国政府からの招待を受け、園芸博に参加する」と発表した(朝日4/18ほか)。博覧会は110の国・国際機関が参加して花や植物を展示するもので、中国との断交状態が続くバチカンの出展は初めて。会場内には約200~のパビリオンが設けられ、バチカンが所有するハーブや薬草に関する貴重な文献などが展示された。ローマ教皇フランシスコの側近ジャンフランコ・ラバージ文化評議会議長(文化庁長官に相当)ら要職者3人も現地を視察した。バチカンの要職者が中国を公式訪問するのは異例なこと。中国とバチカンが2018年9月、中国国内の司教任命の主導権問題を巡り「暫定合意」して以降、両国の関係は改善しつつある(読売4/30ほか)。 [→ラーク便り81号47頁参照] |