*教科書からキリスト教色を排除
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *教科書からキリスト教色を排除 |
本文テキスト | 5月30日、中国の信教の自由と人権について報道するオンラインメディア『ビターウィンター』(日本語版)が、中国共産党は「欧米の侵入」を防ぎ、学校から宗教を排除するために名作文学、国語および歴史の教科書の内容を変更していると伝えた。2019年1月に人民教育出版社から出版された6年生向け教科書の新版では、海外の作家が執筆した作品の内容から「神」「聖書」などの言葉が削除または変更されていたという。共産党は2018年、中国全土で学校での信教に反対する運動を立ち上げ、宗教信仰と戦うことを約束する宣誓書への署名を生徒に課し、クリスマスを含むキリスト教の祝日をボイコットさせていた。授業のカリキュラムが検査され、「教育と授業が政治の正しい方向性と一致」するように、「特別な支援プログラム」による教員への指導が行われている(クリスチャン6/16ほか)。 |