＊天安門事件30周年、追悼の祈り
| 記事年月 | 2019年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 83 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊天安門事件30周年、追悼の祈り |
| 本文テキスト | 北京で民主化を求める学生らが武力弾圧された天安門事件が6月4日で30年を迎えるにあたって、5月31日の夜、香港中心部のプロテスタント教会では信徒たちが多数集まり、犠牲者を悼むと共に中国の民主化を願い、祈りをささげた。この集いは、2014年に学生たちが民主的な選挙制度を求めた「雨傘運動」の提唱者の1人、朱耀明牧師たちが主催したもので、流血する若者など事件当時の写真が大画面に映し出された。カトリック教会では追悼ミサが行われ、香港教区の枢機卿は香港人は勇気を奮い起こして不正に対して抵抗すべきと訴えた（クリスチャン6/16）。6月4日には、ビクトリア公園でろうそくを灯して犠牲者を追悼する祈りの集会が行われた。追悼集会を主催した「香港市民支援中国愛国民主運動連合会」によると、参加した人は18万人で、「雨傘運動」以来の大規模な集会となった。特別行政区である香港は中国国内で天安門事件の虐殺を追悼できる唯一の場所（カトリック6/16ほか）。 |