＊香港の大規模デモにキリスト教徒が参加
| 記事年月 | 2019年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 83 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊香港の大規模デモにキリスト教徒が参加 |
| 本文テキスト | 6月9日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する抗議デモが香港で行われ、100万人が参加した。改正延期を発表した16日には、香港市民約200万人が市街地をデモ行進し、改正案の廃案と行政長官の辞任を求めた。香港のキリスト教徒は、6月10日から祈りのマラソンを始め、12日には「主を賛美しよう！」との賛美の歌声が9時間も続いた。政庁舎前で賛美歌を歌っていたキリスト教徒は警察に排除されたが、近所の陸橋の上で賛美を続けた。現地メディアはその橋が「ハレルヤ橋」と呼ばれていると伝えた（クリスチャン6/30）。 香港基督教協進会（HKCC）主席の牧師は12日にHKCCの中国語・英語公式サイトで、「逃亡犯条例」改正案について緊急アピールを発表し、香港特別行政区の行政長官や立法会主席との早急な面会を求めると表明した（キリスト6/21）。香港教区の補佐司教は、立法会前で16日の抗議デモ後も開かれている超教派の祈りの集会に参加し、数千人のキリスト教徒と共に夜を徹して祈った。香港カトリック学生連盟、香港教区正義と平和委員会、青少年委員会、フランシスコ会正義と平和委員会がミサと祈りの集会を主催した（カトリック6/23）。 |