*ロヒンギャ迫害を取材した記者が釈放

*ロヒンギャ迫害を取材した記者が釈放

記事年月 2019年4月-6月
号数 83
媒体 国外
大分類 【B-2. 東南アジア】
国名 ミャンマー
トピック
記事タイトル *ロヒンギャ迫害を取材した記者が釈放
本文テキスト  5月7日、政府は少数派イスラム教徒ロヒンギャの迫害疑惑を取材して逮捕されていたロイター通信記者2人を釈放した。釈放は大統領令に基づく恩赦によるもので、ロヒンギャへの反感が強い国内世論のため釈放に消極的だったアウンサンスーチー国家顧問が、報道権の侵害に対する国際社会の批判に応えたとみられている。釈放されたワ・ロン記者とチョー・ソウ・ウー記者はいずれもミャンマー人で、2017年12月、治安部隊によるロヒンギャ掃討作戦を取材中に逮捕され、国家機密法違反で禁錮7年の実刑判決を受けた。2019年4月に上告が棄却されて刑が確定し、国連や米国政府など国外の諸団体が釈放を求めていた(日経・夕5/7ほか)。
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