*豪の日本人戦没者、データベース化
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *豪の日本人戦没者、データベース化 |
本文テキスト | 太平洋戦争中に捕虜や民間抑留者としてオーストラリアで亡くなり、カウラ市の日本人墓地に埋葬された524人の情報が、日本人研究者らのグループによってデータベース化され、5月10日よりインターネット上で公開されている(https://www.cowrajapanesecemetery.org/)。データベースは、同国の国立公文書館で保存されている大戦中の尋問資料などの記録に基づき作成され、捕虜・抑留者番号、氏名、墓碑記載名、出身地、収容所名などの情報がまとめられている。墓碑に記されている情報が限られていることや、埋葬者が偽名を使っていたケースがあることなどから、遺族が埋葬を知らない場合も多くあるとみられており、研究者らは「この情報が埋葬者と遺族をつなげる手立てになればいい」と期待している(朝日・東京4/19、産経・東京5/20)。 |