*杉原千畝(ちうね)記念碑再建、聖なる木を植える
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *杉原千畝(ちうね)記念碑再建、聖なる木を植える |
本文テキスト | 5月2日、エルサレム近郊のベトシェメシュにある学校で、第二次世界大戦中に「命のビザ」で多くのユダヤ人を救ったことで知られる日本人外交官の杉原千畝を顕彰する式典が開催され、植樹と記念碑の除幕が行われた。同氏の功績を称揚して1985年に記念碑が設置され、約400本の木が植えられたが、2019年に入りこれらが撤去されていたことが分かった。現場付近にある中高一貫校の学生たちが新たな植樹と記念碑の再設置を提案し、これを受けて学校側が敷地内に実現させた。植えられたのはユダヤ教で聖なる木とされる樫の木。13歳の時に杉原氏からビザを受給し迫害を逃れたという91歳の男性は式典に参加し、「私たちの命を救ってくれた杉原の名前が刻まれた記念碑が再び設置されてうれしい」と喜びの声を語った(読売5/3ほか)。 [→ラーク便り82号50頁参照] |