*イスラム主義の元大統領のモルシ氏が死去
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
記事タイトル | *イスラム主義の元大統領のモルシ氏が死去 |
本文テキスト | 6月17日、モルシ元大統領が首都カイロで自身の裁判に出廷中に倒れ、搬送先の病院で死亡した。モルシ氏は2011年に民主化運動「アラブの春」により独裁政権が倒れた後大統領に就任、イスラム主義組織「ムスリム同胞団」を母体としてイスラム色の強い政策を進めたが、2013年にクーデターで失脚した。同氏はスパイ罪など複数の罪で死刑や終身刑の判決を受けていたが、国際社会の批判により再審が行われていた。同胞団はモルシ氏が治療を受ける機会を妨げたと政府を批判し、支持者に葬儀に集まるように呼びかけた。同胞団を擁護するトルコのエルドアン大統領は同氏を「殉教者」と呼びその功績を称えた(東京・夕6/18ほか)。 |