*女性の自由拡大要求の活動家ら拘束される
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *女性の自由拡大要求の活動家ら拘束される |
本文テキスト | イスラム教の戒律の厳格な遵守が重視され、女性の権利に大きな制限が課されているサウジアラビアで4月4日、女性の自由拡大などを要求していた活動家の男女少なくとも8人が拘束されたと報じられた。拘束を受けた人々は作家や医師、大学講師などで、中には米国籍を有する者もいるという。近年同国ではムハンマド皇太子の主導で女性の運転解禁などをはじめとした女性の権利拡大政策を掲げる改革が推進され、女性の権利向上を訴える動きが続いている。他方で女性の就職や旅行などに親族男性の許可が求められる「男性後見人制度」の撤廃などを訴える女性活動家約10人が2018年5月以降に相次いで拘束され、国際人権団体などから批判が集まっている(東京4/6)。 [→ラーク便り79号51頁参照] |