*シーア派系武装組織フシによる油送管攻撃、サウジも応戦
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *シーア派系武装組織フシによる油送管攻撃、サウジも応戦 |
本文テキスト | 5月14日、政府は首都リヤド西方にある原油パイプライン施設2ヶ所が無人機の爆撃を受けたと発表した。この発表に先立って隣国イエメンで活動するシーア派系武装組織「フシ」が、系列のテレビ局を通じて無人機7機でサウジアラビアを攻撃したと犯行声明を出していた。近年内戦の続くイエメンでは、スンニ派国家サウジが後ろ盾となるハディ暫定政権と、シーア派国家イランが支援するとされるフシが対立する「代理戦争」状態となっている。 今回の攻撃を受けて、サウジ側はイランの関与を主張し批判を行った(読売・夕5/15ほか)。16日にはサウジ主導のアラブ連合軍が、フシが制圧するイエメンの首都サヌアにある複数の拠点を報復として空爆し、6人が死亡、50人以上が負傷したと報じられた(東京5/17ほか)。 |