*宗教間対話を訴えて国王が教皇と共同宣言

*宗教間対話を訴えて国王が教皇と共同宣言

記事年月 2019年4月-6月
号数 83
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 モロッコ
トピック
記事タイトル *宗教間対話を訴えて国王が教皇と共同宣言
本文テキスト  3月30日、国王ムハンマド6世は教皇フランシスコの訪問を歓迎し、宗教間対話に基づく平和構築の大切さを共同で呼びかけた。2019年はアッシジの聖フランシスコがエジプトのスルタン(君主)と会見してから800年を記念する年で、教皇はこの訪問がキリスト教徒とイスラム教徒の相互理解を促す機会になることを求めた。一方、イスラム過激派の撲滅などに尽力している国王も、テロリストに共通するのは宗教信仰ではなく宗教への無知であると述べ、教皇と同じく宗教間の相互理解の促進を訴えた。また、国王と教皇は米大使館移設などで国際問題化しているエルサレムを「霊的重要性と平和の都」とする共同宣言を行い、宗教間対話におけるエルサレムの重要性を強調した(カトリック4/7ほか)。
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