*津和野の殉教者37人「福者」認定へ調査
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *津和野の殉教者37人「福者」認定へ調査 |
本文テキスト | 明治初期のキリスト教弾圧により島根県津和野町で殉教した信徒について、カトリック広島司教区が「福者」認定を受けるための調査を始めたことが、4月30日に報じられた。2018年7月にバチカンに調査開始を申請し、2019年2月に許可された。 今回の調査の対象となるのは、明治政府によって長崎・浦上地区から津和野に流された153人の信徒のうち、津和野藩の拷問で死亡したとされる37人。同様に信徒が流された土地は西日本を中心に22ヶ所に上るが、津和野には他の土地よりも詳細な記録が残っているという。 今後は明治政府・津和野藩の史料や、殉教者が残した書簡や日記などを収集し、教皇庁に調査結果を提出する予定(毎日・島根4/30、中国・広島5/13)。 [→『ラーク便り』81号30頁参照] |