*松本サリン事件から25年
記事年月 | 2019年4月-6月 |
---|---|
号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
記事タイトル | *松本サリン事件から25年 |
本文テキスト | 6月27日、オウム真理教が松本市の住宅街で猛毒「サリン」を噴霧した「松本サリン事件」から25年を迎えた。新聞各紙は被害者や遺族、教団元幹部、元捜査官らへのインタビュー記事などを掲載した。 『市民タイムス』では、被害者で第一通告者の河野義行氏の現在の取り組みを掲載。事件当初、警察の取り調べやマスコミ報道によって容疑者として疑いの目を向けられた同氏が、その経験から現在は報道改革や犯罪被害者の支援を訴える活動を行っていることを紹介した(市民タイムス・松本6/26)。 『信濃毎日新聞』は「松本サリン25年の問い」と題する特集を組み、「25年というのは私にとって何の区切りでもない」とする遺族の声や、「償っても償いきれないが、自分のなした業と向き合って生きていきたい」というオウム真理教元幹部の声を掲載した。一方で事件発生から25年が経ち、松本市でサリン事件が起きたことを知らない人が増えていることも報じられた(信濃毎日・長野6/26、6/27、6/28、6/29)。 『東京新聞』や『朝日新聞』は同事件を担当した元捜査員へのインタビュー記事を掲載。松本サリン事件の捜査がオウム真理教に肉薄していたにもかかわらず、地下鉄サリン事件を防げなかったことに対する後悔の言葉を報じた(東京・東京・夕6/29、朝日・東京6/29)。 |