*総主教がエキュメニズムの呼びかけに呼応
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ブルガリア |
トピック | |
記事タイトル | *総主教がエキュメニズムの呼びかけに呼応 |
本文テキスト | 教皇フランシスコは5月5~7日、カトリック人口が1%未満のブルガリアと北マケドニアを訪問した。ブルガリアにおいて教皇は東西教会の分裂の修復を訴え、ブルガリア正教会のネオフィト総主教は教皇の両頬にキスをするなど歓迎した。ブルガリア正教会は世界教会協議会(WCC)から脱退し、エキュメニズム運動に関与してこなかったが、ネオフィト総主教は「キリストにおける世界の一致を、そして一致したキリスト教徒がより強くなること」を祈っていると挨拶した。また教皇は難民に思いやりを示し歓迎するよう呼びかけるとともに、難民支援施設を訪問した。 北マケドニアにおいては、イスラム教徒とキリスト教徒が共存する同国の多様性を「貴重な財産」と称賛し、同国が2015~16年にかけて多数の移民・難民を受け入れたことに謝意を表した。また、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の青年らとの集いに参加し、北マケドニア出身の聖人コルカタのテレサ(マザー・テレサ)を模範にするよう促した(カトリック5/19)。 |