*戦前のユダヤ人共同体を描いた書籍『シュテットル』
記事年月 | 2019年4月-6月 |
---|---|
号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ポーランド |
トピック | |
記事タイトル | *戦前のユダヤ人共同体を描いた書籍『シュテットル』 |
本文テキスト | ポーランド出身のユダヤ人、エヴァ・ホフマン著『シュテットル――ポーランド・ユダヤ人の世界』(邦訳はみすず書房から3月8日に刊行)は、東部のブランスクという小さな町に焦点を当て、東欧ユダヤ人のコミュニティ(シュテットル)での活気あふれる日常生活や非ユダヤ人との共生、そしてそれがナチスの絶滅政策により破綻する過程を描き出したドキュメンタリー。「イズコル(ヘブライ語で死者の追悼の意)」と呼ばれる、第二次世界大戦直後に編纂されたユダヤ人生存者の証言集やポーランド人郷土史家の研究資料に基づき、町とそこに生きた人々の歴史を再構成した(毎日5/12)。 |