*神父の小児への性的虐待を映画で告発
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ポーランド |
トピック | |
記事タイトル | *神父の小児への性的虐待を映画で告発 |
本文テキスト | 欧州議会選挙の投票日を2週間後に控えた5月11日、カトリック司祭による小児への性的虐待を扱ったドキュメンタリー映画『誰にも言うな』がYouTubeで公開され、1週間で1700万回以上再生された。フリージャーナリストのセキェルスキ兄弟による同作品は、クラウドファンディングで集めた約12万ドルをもとに制作された。成人した被害者が高齢の司祭と対面し、過去の虐待について問いただす隠し撮り映像なども含まれる。カトリック右派陣営を支持層とする与党「法と正義」は、これを「カトリック教会と我々カトリック信徒」を非難するプロパガンダであると反発しつつも、子どもへの性的虐待の刑期を30年とし、同意があったと認められる年齢を15歳から16歳に引き上げるとする選挙公約を急遽発表した(The Japan Times5/18ほか)。 |