*宮内庁が平成の大嘗祭に示した意向が明らかに
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *宮内庁が平成の大嘗祭に示した意向が明らかに |
本文テキスト | 1989年の代替わりに伴う大嘗祭に新米を供出する斎田について、秋田・大分の両県が新米を供出する東西2県に選ばれた後に、斎田の選定には県が関わらずに農業団体などに任せるのが望ましいとする意向を宮内庁が示していたことが分かった。新米を供出する県は、1990年2月、皇居での斎田点定(てんてい)の儀で決定された。これを受けて宮内庁は各県と打ち合わせを行い、そこで「地方公共団体の関与については、政教分離の原則との関係に配慮されたい」と記した文書を配布している。1970年代から80年代までは政教分離に関する違憲批判が相次いだ時期であり、平成への代替わりに際して、宮内庁が心を砕いていた様子が窺える(秋田魁新報・秋田4/28)。 |