*十字軍に中東出身者が加わっていたとする学説発表
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | イギリス |
トピック | |
記事タイトル | *十字軍に中東出身者が加わっていたとする学説発表 |
本文テキスト | 英サンガー研究所などの研究グループは、4月18日付『アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス』において、中世に十字軍に参加した兵士に中東出身者が含まれていたことを発表した。十字軍はエルサレムをイスラム教徒から奪還することを目的に、ヨーロッパのキリスト教徒が遠征したものと理解されている。同グループは中東レバノンにある十字軍兵士の墓地で発見された25人の遺体を調べ、遺伝情報を取り出すことができた9人のうち3人がヨーロッパ人、4人が中東出身者、2人は両方の特徴を併せ持つことが判明したという。今回の発見からは、十字軍とは何だったのか、十字軍と現地の人々との通婚が何をもたらしたのかなど、多くの研究課題が浮かび上がる(赤旗4/21)。 |