*「レコンキスタ」の再現を唱える極右が躍進
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | スペイン |
トピック | |
記事タイトル | *「レコンキスタ」の再現を唱える極右が躍進 |
本文テキスト | 1975年まで続いたフランコ総統による右派独裁への拒絶反応から、その後、有力な極右勢力が存在しなかったスペインの総選挙で、4月28日、国政初進出の極右政党「ボックス(声の意)」が24議席を獲得し第5党となった。アバスカル党首(43)はバスク自治州出身で、反分離主義派。保守的なカトリックで、同性婚の合法化やフェミニズムを批判している。15世紀にイベリア半島からイスラム教徒を放逐した「レコンキスタ」になぞらえ、不法移民の強制送還やイスラム原理主義のモスクの閉鎖などを主要政策としている(Newsweek5/14ほか)。 |