*司教協議会会長が性的虐待被害者に解決を約束
記事年月 | 2019年4月-6月 |
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号数 | 83 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 4月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *司教協議会会長が性的虐待被害者に解決を約束 |
本文テキスト | 1960年代にサレジオ修道会の児童養護施設「東京サレジオ学園」(東京都小平市)で、施設長のドイツ人神父から性的虐待を受けたとする男性の告発記事が、2月発売の月刊誌に掲載された。これを受けて、「4・7緊急集会 カトリック神父の子どもへの性虐待!日本でも」(主催:施設内虐待を許さない会)が開催され、日本カトリック司教協議会会長である高見三明大司教(長崎教区)ら教会関係者も出席した。男性は、司祭による性的虐待について司教団や修道会、学園に2001年に手紙で訴えたにもかかわらず、今日まで具体的な対応がないと主張。集会では、日本では第三者による客観的な事実確認を行う制度がないとの指摘もあった。主催者側の求めに応じて登壇した高見大司教は、4月4日に行われた常任司教委員会で、司教が把握している被害について各教区・修道会でどのように対応したかを確認することになったと述べ、被害者に謝罪し問題解決への覚悟を示した(カ14日付、キ21日付。カ6月30日付に関連記事)。 |