*ウイグル族への迫害だとする米国に反論

*ウイグル族への迫害だとする米国に反論

記事年月 2019年7月-9月
号数 84
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 中国
トピック
記事タイトル *ウイグル族への迫害だとする米国に反論
本文テキスト  100万人以上の少数民族ウイグル族が同地区で拘束されている問題をめぐって、米国のペンス副大統領が7月18日の演説で「ウイグル文化を抹殺し、イスラム文化を打ち砕こうとする中国政府による試みだ」と批判した。これに対し、21日に中国政府は白書を通じて反論した。白書では「ウイグル族がイスラム教を信じるようになったのは、当時の民衆が自発的に改宗したわけではなく、宗教戦争と支配階級が強制した結果だ」としている。その過程で「次第に鮮明な地域の特徴と民族の特色を持った新疆のイスラム教が形成された」と指摘した(毎日7/22)。新華社の報道によると、7月26日には中国共産党・政府の幹部らで構成する団体「中国人権研究会」は米国政府がテロ対策の名目でイスラム教徒を監視下に置いていることを強く非難する旨の報告書を発表した。ウイグル族の迫害だと主張する米政権に対抗する狙いとみられる(産経7/27)。
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