*データ収集アプリで宗教監視
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *データ収集アプリで宗教監視 |
本文テキスト | 『ビター・ウィンター』8月26日付(日本語版)の報道によると、中国全域の宗教の信者と宗教施設を網羅すべく政府運営のデータベースを用いて、宗教を信仰する住民を登録し、調査する動きが勢いを増している。中国共産党が全国を対象として開始したプログラムで、全ての郷、街道、村、社区の政府に長期的に各地域の宗教の状況の検査及び調査を担当する「宗教事務補佐」を採用することが義務づけられた。共産党の内部文書によると、宗教事務補佐は国公認の宗教施設を週1回調査すること、非公式集会施設の状況を報告すること、各宗教の印刷媒体などの売り上げを調査し、報告することなどを行う。調査に際しては専用のアプリが用いられており、事務補佐が報告した情報が直ちに上級の当局に送られ、宗教事務管理のためのデータベースに登録されることで、リアルタイムの宗教業務管理が行われると伝えられている(クリスチャン9/8)。 |