*金峯山寺(きんぷせんじ)の仁王像、修理で不在に

*金峯山寺(きんぷせんじ)の仁王像、修理で不在に

記事年月 2019年7月-9月
号数 84
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *金峯山寺(きんぷせんじ)の仁王像、修理で不在に
本文テキスト  奈良県吉野町吉野山の金峯山寺で、7月11日、2018年秋から約70年ぶりの改修工事が行われている国宝・仁王門の左右に安置されている仁王像(木造金剛力士立像)の運搬修理の無事を祈り、修理前に魂を抜く法要が営まれた。7月30日には奈良市の奈良国立博物館での修理に向けた運出が始まった。記録上、同寺の境内から仁王像が出るのは初めて。
 金峯山寺の仁王像は、東大寺南大門の金剛力士像に次ぐ大きさで、高さは約5m。1973年以来となる今回の修理では、2年掛けて表面の剥落部分などに手を施す。寺に戻るのは仁王門の修理が終了する2026年頃の予定で、それまでは奈良国立博物館内で展示される(奈良・奈良7/12、7/31)。
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