*神殿の丘、イスラム教徒と治安部隊が衝突
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *神殿の丘、イスラム教徒と治安部隊が衝突 |
本文テキスト | 8月11日、エルサレム旧市街に位置する「神殿の丘」で、礼拝のため訪れていた数万人のイスラム教徒の一部とイスラエルの治安部隊との間で衝突が起こり、約60人が負傷した。「神殿の丘」はユダヤ教の聖地である一方で、アルアクサ・モスクや岩のドームを擁するイスラム教の聖地「ハラム・アッシャリーフ」でもある。当日はユダヤ教では神殿崩壊などを記念する「アブの9日」、イスラム教では「大イード(犠牲祭)」と双方の祭日が重なる日で、混乱を避けるため警察はユダヤ教徒の聖地訪問の禁止を発表していた。しかしイスラム教徒側がユダヤ教徒の立ち入りが容認される事態を懸念して抗議を開始し、警察との衝突に発展したという。同地ではこれまでも度々大きな衝突が起こっている(毎日8/12)。 [→ラーク便り76号小特集1参照] |