＊シリア典礼カトリック教会、クルド人自治区に新教区
| 記事年月 | 2019年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 84 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イラク |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊シリア典礼カトリック教会、クルド人自治区に新教区 |
| 本文テキスト | シリア典礼カトリック教会は、信者たちの故郷残留を支援する目的でイラク北部のクルディスタン地区の教区を再興し、従来モスル教区の行政管轄下に置かれていた地域に「ハディアブ・アルビル全クルディスタン教区」を新設した。8月24日にアンティオキア教区のイニャス・ユーシフ3世ユーナン総大司教が、北部アルビルの天の元后教会で行われたミサで新教区設立を祝った。説教の中で総大司教は、テロの苦境の中でも揺るがなかった信者たちの信仰心を称賛した。2014年夏に「イスラム国（IS）」によって約12万人のキリスト教徒がモスルとニネベ平原から追放され、クルディスタン地域のアルビルに避難した。大多数が西側諸国に移住する一方で、一部の者はクルディスタン地域内に定住している（カトリック9/8）。 |