＊成人女性の海外旅行制限が撤廃される
| 記事年月 | 2019年7月-9月 |
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| 号数 | 84 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | サウジアラビア |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊成人女性の海外旅行制限が撤廃される |
| 本文テキスト | 政府は8月2日、成人女性が国外旅行をする際に義務付けられていた「後見人制度」を撤廃し、自由な海外渡航などを認める政令を発表した。イスラム法の厳格な遵守を重んじるワッハーブ派を奉じる同国では、従来夫や父親など男性親族の許可がなければ旅券の取得が認められなかった。政令の発表により21歳以上の女性は後見人の許可を得ずに旅行することが可能になった。他にも子どもの出生や結婚、離婚の届け出が女性にも認められることに加え、就職の際に性別や年齢による差別を行うことの禁止も定められ、これまで女性が排除されてきた職種にも就けるようになった。今回の決定はムハンマド皇太子が推進する女性の権利拡大政策の一環で、女性側からは歓迎されているがイスラム保守層からの反発は未だ根強い（東京8/5ほか）。 |