＊観光ビザ発給開始、メッカはイスラム教徒のみ
| 記事年月 | 2019年7月-9月 |
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| 号数 | 84 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | サウジアラビア |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊観光ビザ発給開始、メッカはイスラム教徒のみ |
| 本文テキスト | 観光客の受け入れを原則拒否してきたサウジアラビア政府は9月27日、初めて観光ビザの発給を開始すると発表した。日本を含む49ヶ国を対象とし、インターネット上やサウジの空港で440リアル（約1万2千円）で取得が可能となる。ただし非イスラム教徒による聖地メッカへの入場は引き続き禁止される。外国人観光客は髪の毛を隠すヒジャブや全身を覆うアバヤの着用などの服装規定は免除されるが、男女ともに伝統文化に配慮した「控えめな」服装が推奨されるという。イスラム教の厳格な戒律遵守を重んじる同国では、従来商用や留学、聖地巡礼などの目的に限定して外国人にビザを発給していた。今回の決定はムハンマド皇太子が主導する社会経済改革の一環で、2030年までに観光を同国の主要産業として育成し100万人の雇用を創出する方針を掲げる（東京・夕9/28ほか）。 |