*ベツレヘム聖誕教会、「危機遺産」解除
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | パレスチナ |
トピック | |
記事タイトル | *ベツレヘム聖誕教会、「危機遺産」解除 |
本文テキスト | 7月2日にユネスコの世界遺産委員会は、ヨルダン川西岸のベツレヘムに位置するイエス・キリストが生誕したとされる場所に建てられた聖誕教会と巡礼ルートに関して、「危機遺産」指定の解除を発表した。今回の決定は、屋根や円柱、モザイク画など教会の損傷部分に対する大規模な「質の高い修復作業」が評価されたことによる。同教会は、キリストが処刑されたとされる場所に建てられたエルサレム旧市街の聖墳墓教会に比肩するキリスト教の聖地で、パレスチナからの申請を受けて2012年に世界文化遺産として登録が承認されると同時に危機遺産の指定を受けていた。修復作業の進展によって観光客の増加と地元経済の活性化が見込まれている(毎日・夕7/3ほか)。 [→ラーク便り53号40頁参照] [→ラーク便り55号36頁参照] |